地味なカワウ

昨夜の2時過ぎに大雨が降り,窓を開けて寝ていたら顔の上に雨が吹き込んで目がさめました.煙草を吸おうと1階に下りると息子が一生懸命にレポート製作に励んでいました.まだ先の長い人生,ゆっくり行きましょう.できれば親が苦労したサラリーマンは止めてほしいと思っていますが,親の背中を見ながら育った子供は,自然に同じようなコースを選びそうで今からちょっと心配しています.

今日は息子が自動車免許の卒業検定だそうで,車で教習所まで送ってから帰りに雨上がりの多々良沼を散歩してきました.

先頭の写真は多々良沼の館林市側に大谷新左衛門(地元では大谷休泊と呼んでいます)が植林したアカマツ林です.このあたりは昔,館野ケ原と呼ばれる赤土の大地で大谷休泊が太田市の金山からマツの苗木8万本を移植してできたものだそうです.今は彫刻の道として市民の散歩コースになっています.無意識に先端付近に枯れたところがないかと松食い虫の被害状況を探してしまうのはにわか山仕事人の性でしょうか.

2枚目の写真は,多々良沼にお住まいのカワウです.昨夜の大雨で羽が濡れたのかしきりに羽を広げて天日乾しをしていました.多々良沼のカワウを紹介しようとあちこちのHPを探してみましたが面白い情報がありません.どうも多々良沼と言えば白鳥にスポットがあたっているようで極めて存在感の薄い(私のような)カワウでした.

夏らしい花が目に付くようになりました.

3枚目の写真は,近所で見かけたムクゲの花です.花が咲くまで特徴がないのでまったく意識もしていませんでしたが,5弁の大ぶりの花を咲かせて強烈に自己アピールをしています.いつも持ち歩いているミニ図鑑によると中心が紅色のものや青紫色があるそうです.雑学ですが韓国では無窮花(ムグンガ)と呼ばれ国花だそうです.恐れ入りました.

4枚目の写真は夏と言えばあちこちで目に付くサルスベリの花です.何と言っても樹皮が剥がれた木肌が特徴で,木登り名人のお猿さんも滑ってしまうほどだそうで,一度見てみたいものです.花の蜜がよっぽどおいしいのか引っ切り無しにハチが飛び交っています.

暑い毎日ですが,ちょっと視点を変えると結構夏らしい風物が楽しめます.最近は暑さも手伝ったひょんなことで気力が萎えがちですが,身近な自然を楽しみながらがんばって行きたいものです.桑名の友人が熊野古道世界遺産登録を記念してハイキンクに誘ってくれましたが,どうも気力が沸かず辞退してしまいました.いつかはいっしょに行って見たいものです.