大きな声では言えませんが

長かった秋雨と台風も過ぎ去って,今日はすばらしい秋晴れです.こんな貴重な一日を会社でパソコンを眺めて過ごすのは勿体無いので(早い話がズル休みをして),山ノ神と連れ立って太田市にある金山へ秋を探しに行ってきました.

一枚目の写真は,上毛かるたで「太田金山,子育て呑龍」と歌われる大光院です.10月25日から菊展が開かれますが,ちょっと早くて目下テント張りの真っ最中でした.残念.

この大光院には,子供達の七五三で来たことがあります.何年か前には出社拒否で家でゴロゴロしていたときに山ノ神の提案で菊展を見に来たことがある,縁?の深いお寺です.

大光院の裏手から金山山頂へ続くハイキングコースがあります.台風の影響で歩道は水浸し状態でしたが,平日の午後で誰もいない静かな山道をモクモクと登ります.

普段の運動不足が祟ってすぐに息が上がってしまいましたが,さすが山ノ神は早朝散歩で鍛えているだけのことはあります.こちらのペースに合わせるためか「2〜3日の雨続きで足が鈍った」などと情けをかけてくれます.

500mほど上ったところで一休みして周りを見渡すと意識的にアカマツを育てているのか極相状態でアカマツが残ったのかわかりませんが,申し訳程度にコナラなどのブナ系が生えていますがほとんどアカマツばかりで,残念ながら松食い虫にやられて真っ赤になった木が目に付きます.それでもアカマツを切り倒して積んであるところを見ると手当てはしているようですが,それ以上に松食い虫の侵食の方が勝っている感じです.

里山クラブのK主催者は,「松枯れの対策は,薬剤散布に頼るのではなくコゲラなどのキツツキ類が住める環境を作ることで餌として松枯れの原因になるマツノマダラカミキリを取らせれば防げる」と言います.

話を戻して帰りは金龍寺を目指して下ります.今日の目的の「秋」は金龍寺の山門で見つけました.モミジが一枝紅葉していました.近くの人に聞くと11月中旬頃が見頃だそうです.モミジとカエデで混乱するのですが,ある書物では「モミジ」と言う樹木名は無く「カエデ」が正しい,カエデを鑑賞する行為のことを「モミジ刈り」と呼ぶ.また別の書物は葉の切れ込みが深いものが「モミジ」で浅いものを「カエデ」と呼ぶそうです.またしばらく悩みそうです.

四枚目の写真に写っているケヤキは見事でした.この山門の階段下に立ってお寺に向かう色々な人を見続けて来たんだろうなあなんてガラにも無いことを考えてしまいました.

明日の土曜日は天気も上々の予報なので,里山クラブで松食い虫にやられてアカマツの伐採に参加してきます.ちなみに里山クラブのフィールドでは,松くい虫の被害は年々減少しています.